会社員を辞めて、フリーランスになりやく1ヶ月が経ちました。
まだルーティンができていませんが、思わぬタイミングで時間ができたり、仕事に対する意識が高まり作業効率も上がってきました。
そんな中、私にとって大きな試みを開始。
それは仕事のメインとも言える仕様書を手描き→iPadで作成すること。
仕様書というのは服の設計図のようなもので、一枚の紙(A4)に
・デザイン
・サイズ
・縫製方法
・付属類の指示
・注意点
等をまとめます。
前の会社からの習慣でずーっと手描きでした。
それが一番早いし、手描きは当たり前だと思っていた。
ところが先日、ツィッターでフォローしている漫画家さんがiPadで漫画を描いていることに衝撃を受けまして…。
繊細なタッチやシルエットは手描きじゃなきゃ表せないと信じきっていた私にとってはものすごい発見でした。
そして、もしiPadで仕様書が描けたら仕事道具がかなり削減できるんじゃないかと思ったのです。
さらにさらに!なんともちょうどいいタイミングで、夫がクリスマスプレゼントと独立祝い何がいい?と聞いてくれたので、即答で
『iPadとiPad pencilお願いします!!!』と答えました(笑)
(おそらく夫の予算を超えていただろうと思われます)
さて、トントン拍子に道具を手に入れた私は、早速アプリを研究。
漫画家さんのように絵やイラストを描くのに適したアプリもありましたが、設計図に近いデザイン画を描くには
“Graphic”
というアプリがぴったりでした。
このアプリ、Adobe Illustratorに激似なんです。
有料アプリなんですけど、Adobe Illustratorに比べたら激安。
(Adobe Illustratorのアプリもありますが、こちらは私的に使いづらかった)
直線はもちろん、曲線も自由自在なので、服のギャザーやドレープ感などもちゃんと表現できます。
まだiPad pencilに不慣れなこともあり、手描きに比べると時間がかかってしまうのですが、慣れたらものすごいスピードアップになりそうです。
そして期待していた道具の削減についてですが…
ものすごい効果でした!
あまりの感動にツィッターで呟いてしまったほど。
今までの仕事道具。
— nonko (@nonko53900940) 2018年12月19日
・仕様書
・シャーペン
・消しゴム
・ボールペン
・蛍光ペン
・定規
・ファイル
・スキャナー
・スワッチ(生地サンプル)
・メジャー
最近の仕事道具
・iPad
・iPad pencil
・メジャー
仕事内容は変わらないけど、やり方を変えたらかなりミニマムになった!
道具が減ったことで、会社・自宅に限らず、外出先でも椅子さえあればどこでも作業できるようになったんです。
そしてスキャンしてデータ化する必要もないので、すぐにメールで工場さんに送れます。
作業効率もかなりアップ!
もっと早く知りたかったと思ったけれど、逆に今気づけて良かった!
現状を変えようという気持ちがあったからここにたどりつけたんだなぁとしみじみ感じました。
これをきっかけに、今不便だと思っていることや苦手なことも、変えられるんじゃないか?という思考になっています。
やらないのがいちばんNG!
現状をより良くするためにも、自分なりの働き方革命を続けたいと思います。